「これは特別な人の話ではありません。 言葉の選び方を知っているかどうか、ただそれだけです。」

diamond

日本語を話しているときにも、同じことが起きる

英語についてお話ししてきましたが、
実はこれは 日本語でも同じだと感じています。

上品な英語が話せる人は、
多くの場合、上品な日本語も話すことができます。

語彙の選び方、
声のトーン、
相手との距離感。

それらは言語が変わっても、
自然とにじみ出るものだからです。


あるとき、
銀座で時計の電池交換をしたときのことです。

たまたま店員の方と、
落ち着いて会話をしていたところ、

「よろしければ、最上階のVIPラウンジをご覧になりますか?」

と声をかけていただきました。


通されたのは、
2000万円以上の宝石が並ぶ特別な部屋でした。

もちろん、
そこは誰でも入れる場所ではありません。

その時間、
フロアにいたのは私一人。

静かな空間で、
間近に素晴らしい宝石を見せていただき、
ただ「目の保養」として過ごす、
とても贅沢な時間でした。


何かを買うためでもなく、
こちらからお願いしたわけでもありません。

ただ、
自然な日本語で会話をしていただけです。

それでも、

  • 大切に扱われ

  • 静かな場所に通され

  • 心地よい時間を共有する

そんな体験につながりました。


海外ブランドだったこともあり、
もしかすると
海外での感覚と通じるものがあったのかもしれません。

言葉そのものよりも、
言葉の使い方、佇まい、空気感が、
相手に安心感を与えたのだと思います。


語学というのは、
「話せるかどうか」だけの話ではありません。

どんな言葉を、
どんな姿勢で、
どんな距離感で使うか。

それが、
英語でも、日本語でも、
人との関係を静かに変えていきます。


英語を学ぶことは、
別の言語を身につけることではありますが、
同時に、

人との向き合い方を、
より丁寧にしてくれる学び

でもあるのだと、
私は感じています。

「英検準1級は通過点」
「これは特別な人の話ではありません。
言葉の選び方を知っているかどうか、ただそれだけです。」

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